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正常位では「肩」と「手の位置」がポイント

僕のところには、よくこんな質問が寄せられます。「正常位の時、腰がうまく使えません。すぐに疲れてしまいます。上手な動かし方はありますか?」

このように身体が疲れてしまう最大の原因は「体全体が動いてしまっているから」です。自分のセックスを思い出してみてください。腰を動かしている時に、肩の位置は動いていませんか? 動いてるようだと、体全体を動かすような疲れやすいセックスをしている証拠です。上手な人は、腰だけを最小限に動かすので、肩の位置はほとんど動きません。

また、正常位の最中、あなたの手はどこにあるでしようか? もしも手を床について腕立てをするような姿勢になっているようだったら、それは疲れやすいセックスの要因になります。なぜなら、女性の膣にべクトルを向けたいのに、身体を支える「手」と「挿入」という2方向に力が分散してしまううえ、腕に余計な力が入ってしまうので、疲れてしまうのです。

では、手をどうするべきなのか。オススメは、最初は女性の膝、ないし腰に手を置き、その後、クリトリスや乳首を触ります。最後は「肩」へと手を置きます。肩を押さえておくと、挿入で突いたべクトルと肩を手前に少し引くことによって生まれるべクトルをぶつけられ、大きな快感を得られるからです。

正常位の時に女性が密着したがる場合もあります。その時は気持ちのよいポイントは外さず、自然に身体が寄り添い合うようにしましよう。体幹や足場のバランスが悪く、どうしても床に手を置きたい時は、肘から手首までをベタっと床につけて、床への接地面を大きくすると、上半身が安定するので疲れにくくなります。

イメージが湧きにくいという方は、実際に映像を見て確認しましょう。さまざまな体位でのハメ撮り作品を集めたコレクションなら効率的に目的の作品を見つけることができます。

また、少しバリエーションを加えたい時には、正常位の状態から、女性が少し腰を上げて、男性の脚の上に乗るような体位をとる「腰上げ正常位」もオススメ。この姿勢だと、ペニスがGスポットをこそぐように奧まで差し込むことができるため、男性は最小のカで女性に深い快感を与えることができます。

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